依頼された仕事は大抵何でもこなす便利屋さん。
ある意味「何でも屋」と言ってもいいような仕事です
一昔前でしたらかなり珍しい職業でしたが、現在では数多くの便利屋が存在しており、求人募集を出している便利屋も少なくはありません。
そんな便利屋の時給ですが、雇われで働いた場合、アルバイトは地域問わずに900円前後、社員は月給17万円前後からのスタートとなっています。
もちろん、過去の経験次第では多少良くなりますが、基本的にはコンビニやカラオケなどの普通の職場で働くのと同額程度の給与しかもらえません。
雇われで稼ぐのは難しいと言えるでしょう。
一方、雇われではなく自分で便利屋を開業した場合。
この場合の収入は、どれだけ仕事をこなせるかに掛かってきます。
例えば元祖便利屋として有名な右近勝吉さんなんかは、1970年代から出来る仕事は何でもやり続け、過去の最高月商は4600万円と言われています。
これは月商で月給ではありませんが、便利屋を始めて数年後には年収が3000万円だったと言っていますので、相当稼いでいるというのは間違いありません
ただし、ここまで稼げる人はかなり稀であり、全体的な平均年収は300〜400万円前後と、日本人の平均年収よりちょっと低いぐらいとなっています。
右近勝吉さん以外にも年収1000万円以上稼いでいる便利屋もいなくはありませんが、相当頑張らない限り大金を稼ぐのは難しい仕事と言えるでしょう。
簡単に大金を稼げるような仕事ではありません。
なお、仕事内容は出来る範囲でやれる仕事は何でもやります。
例えば犬の散歩だったり家事の手伝いだったり、人の付き添いをしたり話し相手になったり、ときには依頼された人の素行調査などをすることもあります。
基本的には困ってる人の助けになるような仕事がメインだと思って下さい。
便利屋になりたい場合は、アルバイトや社員でしたら単純に求人に応募すればいいだけですが、このような求人は普通の求人誌にはなかなか出ていません。
探すのでしたら「便利屋ドットコム」などの専門サイトをオススメします。
こちらでしたら簡単に見つかりますので、興味のある方は覗いてみて下さい。
一方、開業する場合は会社を作って法人化してもいいのですが、「個人事業の開業届け」を提出して、個人事業でやった方が手っ取り早く開業できます。
また、最近はフランチャイズで開業することも可能であり、便利屋の経験やノウハウがなくても、簡単に開業することができるようになっています。
ただ、フランチャイズの場合は、加盟金や研修費、その他諸々で100万円以上は確実に掛かりますので、お金に余裕のない方にはオススメできません。
ノウハウを学びたいけどフランチャイズは嫌だという方は、既存の便利屋に弟子入り(アルバイト)をして、どんな感じか実際に働いてみると良いでしょう。
便利屋はなろうと思えば誰でもなれるような敷居の低い職業であり、お客さんを上手く集めることさえできれば、生活するだけのお金は十分稼げる職業です。
やろうかどうか迷っている方は、バイトからでも始めてみると良いでしょう。
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